2011年7月22日金曜日

【Twitterから引いてみた「菅首相終了」】

Twitterから引っ張ってきた面白すぎる画像・・・
7月22日午前現在RT順位第3位。




「字幕の起こした奇跡」

テロップの偶然なわけですが、凄すぎるでしょ。
あと3日、頑張って下さい。総理。


本当に、アナログ放送は、あと2日で終了です。

(文:久風子)

2011年7月20日水曜日

【映画「コクリコ坂から」に見る懐かしい横浜港】


先週7月16日から公開された、スタジオジブリの最新映画「コクリコ坂から」。公開前は、監督の前作の評価の事もあって映画・アニメファンの不安の声も囁かれていた作品だったが、蓋を開けてみると素朴で温かいストーリーや優しい絵柄が好感を呼び、映画ファンの評価も今のところ上々に思える。

この映画は横浜が舞台に描かれていることから、映画公開の7月16日には横浜市長も自ら「JR桜木町」駅前で映画と横浜のPR活動を行ったという。

しかし、作中で描かれているのは、現在の横浜ではなく「古きよき横浜」だ。


映画の舞台は1963年、東京オリンピック前の横浜である。港を行き交う船、赤白のマリンタワー、路面を走る市電、古い桜木町駅・・・現在の開かれた「みなとみらい」しか知らない人たちにとっては見たこともない風景だろう。

筆者は横浜生まれ、横浜育ち。1963年はまだ生まれる前だが、それでも「子供の頃に見たことがある横浜」をこの作品の中にたくさん見る事が出来た。ストーリー自体も思春期を思い起す切なさや優しさに満ちていたが、「横浜」を知っている者にとっては、また違う感慨がある。

ジブリアニメは郷愁感誘われるのも特徴の一つだが、そういう意味で筆者にとってこの作品は何度も涙誘われる映画となった。作中にも「古きよき物を壊さない」下りがあるのだが、まさにこの映画の中には失われた横浜の姿がある。

横浜に生まれ育ち、「みなとみらい」で開発前の横浜の風景を知っている世代に、大いにお薦めしたい作品だ。





(文:久風子)

2011年7月19日火曜日

【名優・原田芳雄さん死去】


2011年7月19日9時35分、俳優・原田芳雄さん(71)が肺炎のため都内の病院で亡くなった。
2008年に早期大腸がん手術が成功し俳優に復帰したものの、その後も体調は完全には良くなっていなかったらしい。

原田芳雄さんは、1940年2月29日生まれ。俳優座養成所を経て1967年にテレビドラマでデビューし、ワイルドな魅力やアウトロー風の風貌で多くの活躍をし、年齢とともに社会派作品の上司や一家の親父役としてもドラマ、映画に欠かせない存在となっていった。

出演映画、ドラマは100本を超える。映画関係の受賞も数知れず、2003年には紫綬褒章受章も果たしている。また、大の鉄道ファンとして「タモリ倶楽部」(テレビ朝日系)に出演するような一面もあった。

4月クールのドラマ「高校生レストラン」(日本テレビ系)では、主人公(松岡昌宏)の父親である住職役で特別出演していたが、最終回目前に「突然、父が旅に出る」という形で降板。ドラマ視聴者からは原田さんの台詞回しの様子から「体調が悪いのではないか」という声は上がっていた。テレビドラマ出演としては、この「高校生レストラン」が遺作となる。

映画は、本年7月16日公開(19日現在公開中)の「大鹿村騒動記」(阪本順治監督)が最後の作品となった。この作品は、原田さん自身と阪本順治監督の熱望が実現して公開に至った原田さん主演の映画であり、最後を飾るのに相応しい舞台となった。

最後の最後まで俳優でありつづけた原田芳雄さん。今までの大きすぎる存在感から、今後、スクリーンやテレビ画面にその姿が見られなくなるというのは信じられない。日本は、また偉大な俳優を失ってしまった。心からご冥福をお祈りしたい。

それにしても、2011年は芸能界の訃報が多い。全く芸能界に縁がない身でも、いつも見ている人たちが亡くなる事は、一つの時代の終わりを感じさせて寂しいものである。

(文:久風子,イラスト:ikasama4)

2011年7月18日月曜日

【おめでとう!ナウシカ…じゃなくてなでしこジャパン!-Twitterから引いてみた画像-】

   7月18日11時現在、RT順位1位のツイートです。




「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし」ナウシカJAPANだったのか!

うまい!

おめでとう、なでしこJAPAN!






(文:久風子)

2011年7月17日日曜日

ジブリ映画「コクリコ坂から」舞台挨拶も盛り上がって出足好調

昨日7月16日から公開されたジブリの新作映画「コクリコ坂から」の初日舞台挨拶が、都内・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で行われた。

舞台挨拶は、ジブリの鈴木プロデューサーから指名を受けた長澤まさみさんが仕切り、初司会に時折り噛みながらも声優出演者にツッコミを入れたり、楽しい司会者ぶりだった。

「コクリコ坂から」は、講談社発行「なかよし」で1980年1月から8話に渡って掲載された少女漫画(画・高橋千鶴、原作・佐山哲郎)を宮崎駿が脚本、宮崎吾朗が監督して製作されたスタジオジブリのアニメ映画作品。

宮崎吾朗監督にとっては、2006年に公開された「ゲド戦記」に続き2本目の監督作品となる。

主人公は、長編アニメ映画に声で出演するのは初の長澤まさみと「ゲド戦記」でも主演を務めた岡田准一。他に竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、香川照之、大森南朋などベテラン俳優人陣が脇を飾る。

前作「ゲド戦記」の映画評は、あまり良い声が聞かれなかった宮崎吾朗監督だが、近作は、今のところ概ね好評価。
1960年代の懐かしい風景を描いた、ちょっと甘酸っぱい作品だ。ストーリーも心に残る温かさがあり、夏休みに親子で楽しむのにも最適だと思われる。

来週からの映画興行成績ランキングの結果も前日から公開されている「ハリー・ポッターと死の秘宝」にどれだけ迫るか楽しみだ。

(文:久風子)