2011年7月17日日曜日

ジブリ映画「コクリコ坂から」舞台挨拶も盛り上がって出足好調

昨日7月16日から公開されたジブリの新作映画「コクリコ坂から」の初日舞台挨拶が、都内・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で行われた。

舞台挨拶は、ジブリの鈴木プロデューサーから指名を受けた長澤まさみさんが仕切り、初司会に時折り噛みながらも声優出演者にツッコミを入れたり、楽しい司会者ぶりだった。

「コクリコ坂から」は、講談社発行「なかよし」で1980年1月から8話に渡って掲載された少女漫画(画・高橋千鶴、原作・佐山哲郎)を宮崎駿が脚本、宮崎吾朗が監督して製作されたスタジオジブリのアニメ映画作品。

宮崎吾朗監督にとっては、2006年に公開された「ゲド戦記」に続き2本目の監督作品となる。

主人公は、長編アニメ映画に声で出演するのは初の長澤まさみと「ゲド戦記」でも主演を務めた岡田准一。他に竹下景子、石田ゆり子、風吹ジュン、内藤剛志、香川照之、大森南朋などベテラン俳優人陣が脇を飾る。

前作「ゲド戦記」の映画評は、あまり良い声が聞かれなかった宮崎吾朗監督だが、近作は、今のところ概ね好評価。
1960年代の懐かしい風景を描いた、ちょっと甘酸っぱい作品だ。ストーリーも心に残る温かさがあり、夏休みに親子で楽しむのにも最適だと思われる。

来週からの映画興行成績ランキングの結果も前日から公開されている「ハリー・ポッターと死の秘宝」にどれだけ迫るか楽しみだ。

(文:久風子)

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